中外薬が上場来高値、三菱UFJモルガン証は「オーバーウエート」・目標株価1万2500円に引き上げ

株式

2020/1/20 17:18

 中外製薬<4519.T>が3日続伸、85円高の1万650円まで買われ、連日の上場来高値更新。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では17日付で、レーティングを「ニュートラル」(中立)から「オーバーウエート」(強気)に、目標株価を7300円から1万2500円に、それぞれ引き上げている。

 同証券では業績予想を上方修正、あわせて目標株価を1万2500円に引き上げるとしている。ヘムライブラ、nemolizumabの輸出売上の上方修正、SKY59を売上予想に織り込むことから、中長期の業績予想を上方修正。ヘムライブラの初期出荷分ロイヤリティ及び通常出荷価格での輸出売上本格スタートにより、20年12月期から21年12月期の業績拡大を予想、同証券予想では、20年12月期下期から輸出売上が拡大する前提となっている。

 同証券では連結営業利益について、19年12月期2114億8400万円(前期比70.1%増、従来1955億100万円、会社側計画は2180億円)、20年12月期2575億円(従来2540億円)、21年12月期3119億円(同2351億円)と試算している。

 20日の終値は、前週末比1100円高の1万675円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ