21日の債券市場見通し=方向感が出にくい展開か
2020/1/21 8:23
予想レンジ:債券先物中心限月(20年3月限)151.85円-152.05円、長期国債利回り0.000%-0.010%
21日の債券市場は、方向感が出にくい展開か。黒田日銀総裁の発言を前に、超長期債の上値がやや重くなりそうだ。
前日の米国市場は、キング牧師誕生日のため休場だった。欧州市場では、ドイツ国債がほぼ横ばいに推移した。IMF(国際通貨基金)による世界経済見通しの下方修正も材料視されていない。
国内市場では、日銀の金融政策決定会合に関心が集まる展開。市場では、「『政策変更なし』がコンセンサスで、展望レポートでは経済成長率見通しが上方修正される見込み」(銀行系証券)との見方。
取引が進むにつれ、15時30分からの黒田日銀総裁の会見を見極める動きが強まり、一方向に流れが大きく傾く可能性は低いようだ。
提供:モーニングスター社
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