21日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値重い展開か

為替

2020/1/21 8:32

ドル・円予想レンジ:1ドル=109円50銭-110円50銭

 21日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=110円台前半で動意薄とみる。前日の海外時間は米仏貿易問題の休戦が報じられてユーロ・円がやや上昇したものの、米国株式市場が休場だったため全体的には小動きに終始した。きょうの東京時間もこの流れを引き継ぎそう。ただ、米国では本日から米上院でトランプ米大統領の弾劾裁判の審理が始まる。また、24日まで開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)にはトランプ大統領が2年ぶりに出席する予定。トランプ大統領の発言を警戒した動きがドル・円の上値を抑える可能性もありそうだ。なお、日銀金融政策決定会合の結果が公表されるが、市場予想通り金融政策が現状維持となれば市場の反応は限られるだろう。

<主な経済指標・イベント>

国内:日銀金融政策決定会合の結果公表、黒田日銀総裁が会見

米国:トランプ米大統領の弾劾裁判の審理開始

欧州:英12月雇用統計、英9-11月失業率、独1月ZEW景況感指数、ユーロ圏1月ZEW景況感指数、EU(欧州連合)財務相理事会、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議、24日まで)

その他:香港12月CPI(消費者物価指数)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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