日経平均は218円安と4日ぶり大幅反落、中国での新型肺炎拡大懸念に上海・香港株安も重し=21日後場

 21日後場の日経平均株価は前日比218円95銭安の2万3864円56銭と大幅反落。朝方は、20日の米国株式市場は休場で手掛かり材料が乏しいなか、売り物がちで始まった。やや下げ渋る場面もあったが、買い気は鈍く再び軟化。円が強含むとともに株価指数先物に売り物が出て下げ幅拡大し、大引け近くには2万3843円48銭(前日比240円03銭安)まで下押した。中国での新型コロナウイルスによる肺炎拡大が懸念され、中国・上海総合指数や香港ハンセン指数の下げも重しとして意識された。

 東証1部の出来高は9億1259万株、売買代金は1兆6704億円。騰落銘柄数は値上がり1002銘柄、値下がり1041銘柄、変わらず116銘柄。

 市場からは「高値警戒感のなかで、中国の新型ウイルス肺炎への懸念など上値を抑える要因をにらみ、短期筋が仕掛け売りに動いたとみられる。上値は重くなったが、投資家が動き出すのは決算を見てからだろう」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株が軟調。日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株や、資生堂<4911.T>、旭化成<3407.T>などの化学株も売られた。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も安い。東エレク<8035.T>、安川電機<6506.T>などの電機株も値を下げた。

 国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も値を下げた。フジクラ<5803.T>、三井金属<5706.T>などの非鉄金属株も安い。

 半面、長谷工<1808.T>、コムシスHD<1721.T>などの建設株が堅調。日本紙<3863.T>、北越コーポ<3865.T>などのパルプ紙株や、トヨタ<7203.T>、三井E&SH<7003.T>などの輸送用機器株も買われた。

 個別では、東芝機<6104.T>、学情<2301.T>、オルトプラス<3672.T>、HIS<9603.T>、日空ビル<9706.T>などの下げが目立った。半面、前田道路<1883.T>がストップ高となり、シンシア<7782.T>、シキボウ<3109.T>、システムサポ<4396.T>、プロトコーポ<4298.T>などの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、27業種が下落した。

(イメージ写真提供:123RF)

提供:モーニングスター社

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