<相場の読み筋>1月22日
2020/1/22 7:33
21日の米国株式は、NYダウが前週末比152.06ドル安の2万9196.04ドル、ナスダック総合指数が同18.137ポイント安の9370.807ポイントで取引を終了。NYダウが6日ぶり、ナスダック総合指数は4日ぶりに反落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が10億4597万株、ナスダック市場が26億5278万株だった。中国で発見された新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか、中国当局は人から人への感染が確認されたと発表。株価指数は史上最高値にあることから、感染拡大による世界経済への影響が警戒され、利益確定売りが優勢だった。また、米国でも同ウイルスの感染者が判明したことも重しとなったもよう。NYダウ採用銘柄では、ボーイングやシェブロン、ゴールドマン・サックスなどが値下がり率の上位に入っている。
22日の東京株式は続落後、もみ合いか。きのう21日の軟地合いや現地21日の米国株式が反落したことから、売りが先行するとみられ、落ち着きどころを探る動きとなりそう。日経平均株価の25日移動平均線は、21日時点で2万3790円近辺で推移していることから、同線が意識される場面も想定される。消去法的に、株価指数の影響を受けづらい中小型株に物色の矛先が向かいそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(21日終値は109円97-98銭)、ユーロ・円が1ユーロ=121円台の後半(同121円98銭-122円02銭)と小動き。21日のADR(米国預託証券)は円換算値で、シャープ<6753.T>、TDK<6762.T>、ファナック<6954.T>などが、21日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所終値比105円安の2万3755円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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