<特集>好需給と好業績期待で選ぶ(1)=決算発表は1月最終週が前半のピーク
2020/1/24 17:50
1月最終週から3月期決算企業を中心に第3四半期決算発表が本格化する。週末の31日には400社近くが発表する予定で、ここが前半のピーク。製造業を中心に19年10―12月期に底打ちの感触を得ている企業も散見され、来期の水準感も見えてきそうだ。27日の週は、東京エレクトロン<8035.T>、信越化学工業<4063.T>など、米国ではアップル、ボーイング、フェイスブックなどが決算を発表する予定。ハイテクセクターなどが関心を集めそうだ。
一方で、中国発の新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大に対する警戒感から、日経平均株価は上値が重くなっている。引き続きリスクが意識されるなか、決算銘柄を中心に個別株を物色する流れが続きそうだ。こうしたなか、好業績に加えて、売り圧力が小さく、状況によっては買い戻しによる上昇も期待できる、需給面でも魅力のある銘柄を狙ってみるのも一法だろう。
提供:モーニングスター社
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