<特集>好需給と好業績期待で選ぶ(2)=串カツ田中―売り長で大幅増収増益を計画
2020/1/24 17:54
串カツ田中ホールディングス<3547.T>を狙ってみたい。19年11月期は、消費税増税や禁煙化後の客層の変化に苦しみつつも、連結業績は従来予想を超過。続く20年11月期は出だしの19年12月に客層の変化が落ち着いて客単価が上昇する中、大幅な増収・増益を見込んでいる。1月17日申し込み現在の信用倍率は0.52倍と売り長になっており、株価妙味は大きそうだ。
同社の19年11月期は、売上高100億1000万円(前年同期比30.6%増)、営業利益6億500万円(同8.1%増)で、営業利益は従来予想を1500万円超過した。ただ、第4四半期(9-11月)の直営店の月次売上高に着目すると、全店は9月から順に前年同月比29.6%増、18.6%増、15.5%増で、既存店は同6.1%減、8.2%減、11.9%減と悪化の一途を辿る展開。消費税増税や禁煙化後の客層の変化の影響から逃れられなかった。
しかし、続く20年11月期の出だしの19年12月。客単価が上昇する中、既存店売上高は前年同月比3.7%減と回復傾向を示し、全店売上高は同25.6%増に増加。この調子で既存店が回復色を強めれば、売上高127億円(前期比26.9%増)、営業利益7億9000万円(同30.6%増)とする通期予想は十分にクリアが可能だろう。
提供:モーニングスター社
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