エスティックが急落しストップ安、第3四半期の業績が急減速

株式

2020/1/28 14:30

 エスティック<6161.T>が急落。27日引け後の決算発表で、20年3月第3四半期(19年10月21日-12月20日)の連結業績が大幅な減収・減益となったことで失望売りを浴びた格好。株価は前日比1000円ストップ安の5700円まで値を下げている。

 20年3月第3四半期累計(19年3月21日-12月20日)は、売上高52億5400万円(前年同期比3.7%減)、営業利益15億200万円(同5.0%減)。売上高は、米中貿易摩擦、ブレグジット、日韓問題など一部に状況緩和の動きがみえつつも依然混沌とした国際情勢が継続する中、第2四半期(7月21日-12月20日)に続き中国、欧州、韓国市場で予算を下回って推移。国内も第3四半期から設備計画の延期や見直しなどが顕著化し、計画未達となった。これにより、第3四半期に限ると売上高12億4600万円(同38.8%減)で、営業利益は2億9600万円(同47.9%減)にとどまっている。

 午後2時28分現在はストップ安売り気配で差し引き2800株の売り越し。

提供:モーニングスター社

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