米フェイスブックは急落、決算は予想上回るも北米市場の伸び悩みなど嫌気か

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2020/1/30 9:12

 世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービスであるフェイスブック<FB>が29日の時間外取引で、日中終値(223.23ドル)に対して8%近くも急落した。29日引け後に発表した19年12月期第4四半期(10-12月)決算は市場予想を上回ったものの、主力の北米市場(米国とカナダ)の1カ月当たり利用者数(MAU)が伸び悩んだことや、コストの急増が嫌気されたようだ。

 売上高は前年比25%増の210億8200万ドル、純利益は同8%増の73億4900万ドル、希薄化後の1株当たり利益(EPS)は2.56ドル(前年は2.38ドル)と増収増益を達成した。市場予想の平均値は売上高が209億ドル、EPSが2.53ドルだった。

 19年12月末時点の全世界のMAUは前年比8%増の25億人となり、市場予想の24億9000万人を上回ったが、北米市場が2.5%増の2億4800万人と全体の伸びよりも低く、同9月末からわずか0.4%増にとどまった。また、営業費用は前年比34%増の122億2400万ドルと突出した。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

(イメージ写真提供:123RF)

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