ISIDが昨年来高値、大和証は「1」継続、目標株価は5600円に引き上げ

株式

2020/2/13 16:04

 電通国際情報サービス(ISID)<4812.T>が3日続伸、130円高の5250円まで買われ、連日の昨年来高値更新。大和証券では12日付で、投資判断「1」(買い)を継続、目標株価は4700円から5600円に引き上げている。

 19年12月期決算は同証券予想通りでサプライズはないものの、ポジティブとコメント。同証券では全般に業績を若干上方修正、連結営業利益について、20年12月期110億円(前期比9%増、従来105億円、会社側計画は105億円)、21年12月期124億円(従来115億円)、22年12月期138億円と試算。20年12月期の会社側計画は金融案件の不採算解消のみでも達成し得る水準である半面、パッケージソフトやDX需要の拡大に合わせ、労務費・人件費とR&D費用もハイペースでの増大を予想している。

 今後2-3年は、売上高と費用が両建てで急増し業績変動リスクが若干高め、と考えているという。また、電通グループ<4324.T>を介したエンドユーザーのDX需要増とパッケージソフトは構造的トレンドゆえ、5年スパンで同社の成長を牽引、同時にミックス改善をもたらすことを見込んでいる。

 13日の終値は、前日比50円高の5170円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ