日経平均は140円安と続落、売り一巡後の戻り限定、値下がり銘柄数1400近い=14日後場

 14日後場の日経平均株価は前日比140円14銭安の2万3687円59銭と続落。朝方は、売りが先行した。中国での新型肺炎の感染拡大懸念から13日の米国株式が下落し、投資家心理が後退した。株価指数先物売りを交えて下げ幅を拡大し、一時2万3603円48銭(前日比224円25銭安)まで下押した。一巡後は、円弱含みや、中国・上海総合指数、香港ハンセン指数の上げ転換もあって下げ渋り、後場早々には2万3738円42銭(同89円31銭安)まで持ち直した。ただ、戻りは限定され、その後は大引けにかけて2万3700円割れ水準でこう着した。なお、この日算出の日経平均先物ミニ・オプション2月限のSQ(特別清算指数)値は2万3744円71銭。

 東証1部の出来高は13億5175万株、売買代金は2兆4068億円。騰落銘柄数は値上がり674銘柄、値下がり1394銘柄、変わらず92銘柄。

 市場からは「全体像としては方向感に乏しい。新型肺炎報道を受け、どう反応するかにかかっている。日経平均は25日線を割り込むと下方の『マド』埋めや75日線、さらには2万3000円が意識されるが、下値では押し目買いや買い戻しが入ってくるとみられる」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>、神戸鋼<5406.T>などの鉄鋼株が軟調。京急<9006.T>、西武HD<9024.T>などの陸運株や、王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株も安い。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、大和ハウス<1925.T>、積水ハウス<1928.T>などの建設株も売られた。オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、HIS<9603.T>などのサービス株も値を下げた。

 半面、TOYO<5105.T>、住友ゴム<5110.T>などのゴム製品株が堅調。東北電力<9506.T>、大阪ガス<9532.T>などの電気ガス株や、ソフバンG<9984.T>、コナミHD<9766.T>などの情報通信株も高い。

 個別では、ファインD<3649.T>、アイビーシー<3920.T>がストップ安となり、ソリトン<3040.T>、ソースネクスト<4344.T>、アトラエ<6194.T>などの下げも目立った。半面、ヤマハMRH<6274.T>、GLM<3486.T>がストップ高となり、ダイトウボウ<3202.T>、ネットワン<7518.T>、アトラ<6029.T>などの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、27業種が下落した。

(イメージ写真提供:123RF)

提供:モーニングスター社

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