<無料公開>需要急増の感染症対策、メーカーの状況は?―休日返上で対応、生産能力増強も

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新型肺炎

2020/2/14 17:31

 新型コロナウイルスの国内での感染拡大が不安視される中、株式市場ではマスクや除菌製品、検査機器などの関連銘柄が注目されている。直近の各社への聞き取りやこれまでの会社発表などを基に、状況をまとめた。

 クラボウ(3106)――抗ウイルス機能繊維の加工技術が、マスク向けなどに引き合いを増している。

 アゼアス(3161・(2))――米デュポン製の防護服の問い合わせが急増している。

 大木ヘルス(3417・JQ)――中国・湖北省などに自社製品の高機能性マスクや除菌スプレーを寄付した。

 川本産業(3604・(2))――衛生材料大手。マスクは中国で増産しているほか、日本国内向けは生産委託で対応しているもよう。

 デンカ(4061)――新型コロナウィルスの簡易検査キット開発に着手。

 マナック(4364・(2))――除菌製品などの原料を手掛けるが、現時点で需要に大きな変動はない。

 ニイタカ(4465)――手指消毒用のアルコール製剤などに大量の受注が入り、生産が追い付かない状況。生産は休日返上で対応。

 みらかHD(4544)――厚労省、国立感染症研究所の依頼で新型コロナウィルスの検査を受託。

 大幸薬品(4574)――二酸化塩素でウイルスや菌を除去する「クレベリン」の需要急増。生産能力の引き上げを検討している。

 栄研化学(4549)――独自技術の「ランプ法」で、新型コロナウイルスを1時間以内に検出できる遺伝子検査試薬を開発中。SARS(重症急性呼吸器症候群)ウイルス向けでも実績。

 キョーリン(4569)――ウイルスの小型検出機器を市販。新型コロナウイルスの検出も技術的に可能と考えられ、政府からの要請があれば提供する構え。また、検査に使う試薬の製造も検討していく。

 BML(4694)――新型コロナウイルスの検査を17日から受託する。

 タカラBIO(4974)――新型コロナウィルスのPCR検査に使う試薬の生産量を従来比50倍に引き上げた。

 フマキラー(4998・(2))――アルコール除菌スプレーなどの売上が前年を大きく上回るペースで推移。需要に対応するため増産へ向け動いている。

 やまびこ(6250)――国内と中国で薬剤の散布に使う「自走式動噴」を製造。中国では要請あれば新型コロナウィルスの消毒用途で提供する準備も。

 興研(7963・JQ)――一般用のマスクは手掛けていないが、医療用などの防毒マスクは影響が出てくる可能性がある。業績予想には織り込んでいない。

 ユニチャム(8113)――マスクの受注は通常の2~3倍で推移。ピーク時は10倍近くに。国内工場でフル生産。業績予想には織り込んでいない。

(イメージ画像提供:123RF)

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