アウトソーシングが急騰、20年12月期の大幅増益見通しと期末一括配当の増額見込みで買い人気

株式

2020/2/17 12:03

 アウトソーシング<2427.T>が急騰し、一時91円高の1058円を付ける場面があった。前週末14日引け後、20年12月期の連結業績予想(IFRS)を発表。大幅な増益見通しに、期末一括配当の増額計画を示し、好感された。

 20年12月期業績は、売上収益4200億円(前期比16.3%増)、営業利益210億円(同35.5%増)を予想。製造系においてメーカーが直接雇用している期間工を同社グループの正社員として受け入れるPEOスキームや、未経験者を技術者に育成するKENスクールモデルにより、一人当たり採用コストの上昇を抑えながら業界トップクラスの中途採用を確保する。また、新卒採用も加速させ業容拡大するとしている。期末一括配当は27円(前期実績24円)に増額する見込み。

 19年12月期決算は、売上収益が3612億4900万円(前期比16.0%増)、営業利益が155億100万円(同6.2%増)だった。

 前場終値は、前週末比84円高の1051円。

提供:モーニングスター社

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