日医工が5日続落、20年3月期第3四半期決算は増収ながら減益に

株式

2020/2/17 17:05

 日医工<4541.T>が5日続落し、61円安の1231円を付けている。前週末14日引け後、20年3月期第3四半期(19年4-12月)の連結決算(IFRS)を発表。増収ながら減益となり、嫌気された。

 第3四半期決算は、売上収益が1421億6200万円(前年同期比11.7%増)、営業利益は68億9100万円(同13.9%減)だった。売上収益は、Sagentグループにおいて減収となり、日医工グループでも薬価改定の影響があったが、エルメッドの連結子会社化で増加した。利益面では、19年10月の薬価改定の影響による粗利率の低下、Sagentグループでの減収による利益額の縮小などが響いた。

 20年3月期業績予想は、売上収益1940億円(前期比16.5%増)、営業利益85億円(同3.4%増)を据え置き。第3四半期決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上収益で73.3%、営業利益で81.1%となっている。

 17日の終値は、前週末比57円安の1235円。

提供:モーニングスター社

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