サカタインクが4日続落、20年12月期業績予想で利益が市場予想の平均に届かず

株式

2020/2/17 17:06

 サカタインクス<4633.T>が4日続落し、96円安の1121円を付けた。前週末14日引け後、20年12月期の連結業績予想を発表。2ケタの増益見通しを示したが、利益予想が市場予想の平均に届かず、失望売りを誘ったようだ。

 20年12月期業績は、売上高1710億円(前期比2.2%増)、営業利益75億円(同20.5%増)を予想。売上高は、印刷インキおよび機能性材料の拡販を推進し増収を図る。利益面では、拡販およびコスト削減や、欧州の組織再編効果、貸倒費用の減少なども寄与す見込み。営業利益の市場予想平均は79億円程度だった。

 19年12月期決算は、売上高が1672億3700万円(前期比3.2%増)、営業利益が62億2500万円(同21.8%増)だった。

 17日の終値は、前週末比71円高の1146円。

提供:モーニングスター社

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