明日の日本株の読み筋=様子見か、米市場休場に決算終了で手掛かり材料難、新型肺炎動向は引き続き注視
あす18日の東京株式市場は、様子見か。現地17日の米国市場は、プレジデンツデーの祝日で休場。国内では、20年3月期第3四半期(19年4-12月)決算は前週末で終了し、重要経済指標の発表も予定されておらず、手掛かり材料難に陥りやすい。むろん、新型肺炎の感染拡大への警戒感は根強く、景気や企業業績への影響が懸念され、その動向は引き続き注視する必要がある。
新型肺炎の収束にメドが付くまでは買い進みにくい状況ながら、一方で過度な不安は後退しつつある。市場では、「4月以降は、新型肺炎も沈静化し、外国人買いも期待されるだけに、先々をにらみ、個人的には買い場とみている」(国内証券)、「金余りを背景に下値では買いが入りやすく、当面もみ合い相場が続くのではないか(準大手証券)などの声が聞かれた。
17日の日経平均株価は3営業日続落し、2万3523円(前週末比164円安)引け。新型肺炎の感染拡大リスクとともに、朝方発表された19年10-12月期の実質GDP(国内総生産)速報値の悪化も重しとなり、下げ幅は一時350円を超えた。一巡後は、中国・上海総合指数の上昇や香港ハンセン指数の切り返しなどが支えとなり、下げ渋った。チャート上では、下ヒゲの長い陽線を形成し、終値で75日移動平均線(2万3489円)を保った。心理的なフシ目となる2万3500円割れも回避したことで、目先底につながる可能性はあるが、これら支持ラインを下回ると調整色が強まる公算もある。
提供:モーニングスター社
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