18日の東京株式市場見通し=方向感に乏しい展開か
予想レンジ:2万3400円-2万3700円(17日終値2万3523円24銭)
18日の東京株式は、方向感に乏しい展開か。17日に下げ渋りの動きをみせたことから、堅調なスタートが期待される。上海総合指数は中国人民銀行(中央銀行)が17日に、市中銀行向けの短期金利を年3.25%から3.15%に引き下げたことから続伸し、春節休暇前の水準を回復している。東京市場の出遅れ感からリバウンド狙いの買いも見込まれる。ただ、買い手掛かり材料に乏しいことや、新型肺炎による企業業績への影響を警戒する向きもあり、積極的な売買は限られそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(17日終値は109円86-87銭)、ユーロ・円が1ユーロ=119円台の前半(同119円09-13銭)と小動き。大阪取引所のナイトセッションでは前日比30円安の2万3510円だった。(高橋克己)
18日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・5年国債入札
【海外】(時間は日本時間)
・19:00 独2月ZEW景況感指数
・22:30 米2月NY連銀製造業景気指数
・決算発表=メドトロニック、ウォルマート
◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:モーニングスター社
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