19日の債券市場見通し=堅調な展開か

債券

2020/2/19 8:24

予想レンジ:債券先物中心限月(20年3月限)152.75円-152.95円、長期国債利回りマイナス0.075%-マイナス0.055%

 19日の債券市場は、堅調な展開か。

 3連休明けとなった前日の米債券市場は上昇した。新型肺炎の企業業績への悪影響が懸念され、リスク回避的な債券買いが優勢となった。米株安に加え、年内の米利下げ観測が強まったことも債券買いを後押しした。

 こうした流れを受けて、国内市場では買い先行で始まる見込み。新型肺炎の悪影響が引き続き懸念されるなか、取引時間中に公表される1月の貿易統計と訪日外客数に関心が高まる。

 市場関係者は、「結果に左右されることなく、相場の底堅さが崩れることは無いだろう」(銀行系証券)という。明日の20年国債入札に対して過度に悲観する見方も少なく、堅調な展開となりそうだ。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ