19日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、もみ合う展開か

為替

2020/2/19 8:44

ドル・円予想レンジ:1ドル=109円30銭-110円30銭

 19日の東京外国為替市場のドル・円は、1ドル=110円近辺では上値の重い展開となりそうだ。

 きのうは、米2月ニューヨーク連銀製造業景気指数が市場予想を大きく上回り、一時ドル買い・円売りが進んだが、フシ目の110円を前に上値の重い推移となった。また、ドイツ経済指標の悪化でユーロ売り・ドル買いが進んだこともドル・円をサポートした。

 きょう東京時間でドル・円の底堅さが確認されれば、日経平均株価にも買い戻しが入り、ドル・円が110円上抜けを試す可能性がある。ただ、新型肺炎への警戒感も依然くすぶっており、一本調子での上値追いは難しい。利益確定売りも出るなどもみ合いそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:12月機械受注、1月貿易統計、1月訪日外客数

米国:1月PPI(生産者物価指数)、1月住宅着工件数、1月建設許可件数、1月28-29日開催FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録

その他:トルコ中銀金融政策決定会合、インド市場休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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