日経平均は75円程度高、買い先行後は手掛かり材料に乏しく伸び悩み商状に=19日寄り付き
19日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比75円程度高い2万3270円前後で推移する。午前9時1分には同155円85銭高の2万3349円65銭を付けている。4日続落を演じていたこともあり、リバウンドを狙った買いが優勢でスタートした。ただ、買い手掛かり材料に乏しいことから、伸び悩み商状となっている。現地18日の米国株式市場は、NYダウが3日続落した一方、ナスダック総合指数は小幅に続伸し連日で史上最高値するなど、まちまちの動き。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所終値比10円安の2万3190円だった。
業種別では、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、武田薬<4502.T>、アステラス薬<4503.T>などの医薬品株が上昇。三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株や、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株も高い。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、NTTドコモ<9437.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株も堅調。日立<6501.T>、ソニー<6758.T>などの電機株や、TOYO<5105.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株も上げている。
個別では、テモナ<3985.T>、ミサワ<3169.T>、Sサイエンス<5721.T>、MSOL<7033.T>、バリューHR<6078.T>などが上昇。半面、大幸薬品<4574.T>、ダイトウボウ<3202.T>、アキレス<5142.T>、パーソルHD<2181.T>、スカラ<4845.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=109円台の後半(18日終値は1ドル=109円70-71銭)、1ユーロ=118円台の半ば(同118円83-87銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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