SCSKが昨年来高値、三菱UFJモルガン証は「オーバーウエート」継続、目標株価は7400円に引き上げ

株式

2020/2/20 16:08

 SCSK<9719.T>が続伸、170円高の6340円まで買われ、今年2月14日につけた昨年来高値6240円を更新した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では19日付で、レーティング「オーバーウエート」(強気)を継続、目標株価は6550円から7400円に引き上げている。

 一過性の賞与引当金増加に加え、事業投資の持続可能性を考慮し、同証券連結営業利益予想を下方修正。ただ、中期利益成長が見込める点に変更はなく、目標株価算出基準期を21年3月期に移行し、目標株価を7400円に引き上げるとしている。エクイティストーリーは「底堅い基幹系システム刷新需要取込みやサービス型ビジネス拡大に伴う生産性向上及びモビリティシステム事業拡大」を挙げている。基幹システム刷新需要は「2025年の嵐」や「SAP ERPなどの延長サポート終了」を背景に底堅く、業績も堅調に拡大すると予想している。

 同証券では連結営業利益について、20年3月期430億円(前期比12%増、従来450億円、会社側計画は410億円)、21年3月期500億円(従来510億円)、22年3月期545億円(同560億円)と試算している。

 20日終値は、前日比70円高の6240円。

提供:モーニングスター社

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