21日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、112円台を維持できるか

為替

2020/2/21 8:47

ドル・円予想レンジ:1ドル=111円70銭-112円40銭

 21日の東京外国為替市場のドル・円は、1ドル=112円台を維持できるかが注目される。

 きのう欧米時間では、新型コロナウイルス感染拡大を背景に米国株式市場が調整した一方、米2月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数が市場予想を上回り、米経済の底堅さが確認されたことなどもあり、ドル買いが主導する形でドル・円は112円台に乗せた。

 きょう東京時間では前日のウイルス感染者の死亡が尾を引き、日経平均株価が売り先行となる公算が大きい。一方、為替市場では「リスク回避の円買い」が後退し、ウイルス感染拡大が企業業績に及ぼす影響を懸念し、円からより強いドルに乗り換えようとするドル・円の上昇が起きる可能性がある。

<主な経済指標・イベント>

国内:12月全産業活動指数

米国:1月中古住宅販売件数

その他:イラン議会選挙、インド市場休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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