市場の声:日経平均は2万2000円攻防か=三井住友DSアセット・市川氏

株式

2020/2/26 9:18

 三井住友DSアセットマネジメント 市川雅浩シニアストラテジスト――新型コロナウイルスがここ数日で世界的な拡大の傾向を強め、25日には米疾病対策センター(CDC)が米国でも継続的な感染が発生する見通しを示した。これを受け、米国経済への影響は限定的だという従来の株式市場の見方は急速に変化した。足元の株価下落にはそうした背景がある。

 日本については1-3月期の経済悪化はすでに想定されており、現在は4-6月期もダメージを引きずるという考えが織り込まれつつある。こうした中、日経平均株価は短期的に200日移動平均線(現在2万2196円)を割り込む可能性があり、心理的なフシの2万2000円が本格的な攻防ラインとなりそうだ。

提供:モーニングスター社

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