エヌピーシーが買い先行、ソーラー廃パネルの処理本格化で思惑
2020/2/26 9:23
エヌ・ピー・シー<6255.T>が前日比4.8%高の455円を付けた。ソーラーパネルの大量廃棄が30年以降に急増するのを前に、メーカーがリサイクルを強化すると伝わった。同社はパネル解体などの技術を持ち、思惑が向かったようだ。
出光興産<5019.T>が21年に専用設備を稼働させるほか、世界3位の中国トリナ・ソーラーはリサイクル業者向けの証明制度を整備するという。ソーラーパネルは有害物質を含むため、廃棄にはモジュールとガラスの分離やレアメタル(希少金属)の改修といった複数の工程がある。エヌピーシーはフレームの自動取り外し装置や、「ホットナイフ分離法」と呼ばれる効率的な解体技術を擁し、自ら中間処理も手掛ける。
提供:モーニングスター社
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