マナックが急騰、Etak加工による除菌フィルターでFIPVに対し抗ウィルス効果があることを確認

株式

2020/2/28 16:34

 マナック<4364.T>が急騰し、300円高の1522円を付けた。28日午前9時、Etak加工による除菌フィルターにおいて、動物コロナウィルスの1つであるFIPV(ネココロナウィルス)に対して抗ウィルス効果があることを確認したと発表、材料視された。

 ウィルス抑制評価試験は、北里研究所 北里大学メディカルセンターで実施し、SARSコロナウィルス/MERSコロナウィルスの代替としてFIPVを試験ウィルスに使用した評価試験を行い、抗ウィルス効果があることを確認したという。同社では、今回の成果を用いて、マスクやエアコンフィルターへ製品展開するとしている。

 Etakは、同社が開発した長期間、物体に固定化できるエトキシシラン系の消毒薬成分。Etakで消毒し、Etakが固定化された表面では、後から落下する菌やインフルエンザウィルスを接触的に殺菌、不活性化し、がつ、その効果が長期間持続するという。

 28日の終値は、前日比172円高の1394円。

提供:モーニングスター社

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