積水ハウスが続急落、21年1月期の連結利益予想が市場予想の平均に届かず

株式

2020/3/6 16:26

 積水ハウス<1928.T>が続急落し、前日比155.5円安の19555円を付けた。5日引け後、21年1月期の連結業績予想を発表。増収増益見通しを示したが、利益予想が市場予想の平均に届かず、嫌気された。

 21年1月期業績は、売上高2兆5850億円(前期比7.0%増)、営業利益2060億円(同0.4%増)を予想。請負型ビジネスでは、付加価値の高い住宅・住環境の追求を図るとともに、戸建住宅では商品価格帯を広げ価格帯に沿った商品開発を強化・推進するとした。営業利益の市場予想平均は2120億円程度だった。また、配当は、中間期45円(前期実績40円)、期末41円(同41円)の合計86円(同81円)に増額する見込み。

 20年1月期決算は、売上高が2兆4151億8600万円(前期比11.8%増)、営業利益が2052億5600万円(同8.5%増)だった。

 6日の終値は、前日比136円安の1974.5円。

提供:モーニングスター社

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