東建コーポが一時続急落、昨年来安値に接近

株式

2020/3/13 14:35

 東建コーポレーション<1766.T>が一時続急落。株価は前日比550円安の5970円まで値を下げ、19年8月6日の昨年来安値5900円に接近する場面があった。

 12日引け後に発表した20年4月期第3四半期累計(19年5月-20年1月)の連結業績は、売上高2395億7800万円(前年同期比0.6%減)、営業利益84億5400万円(同24.4%減)。管理物件の増加に伴う一括借り上げ制度による入居者増で「不動産賃貸」は営業利益71億3600万円(同24.1%増)と好調に推移したが、「建築」が建設資材価格の上昇等による完成工事総利益率の低下で営業利益が75億6300万円(同34.3%減)にとどまり全体の重しとなった。ただ、第3四半期(19年11月-20年1月)に限ると「建設」の減益率が大きく低下し、連結営業利益は34億2500万円(同6.1%増)と増益に転じている。

 午後2時31分現在の株価は50円安の6470円。

提供:モーニングスター社

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