17日の債券市場見通し=ボラティリティー高く買い見送りの展開か、日銀追加オペは支えに

債券

2020/3/17 8:25

予想レンジ:債券先物中心限月(20年6月限)152.50円-153.30円、長期国債利回りマイナス0.015%-プラス0.015%

 17日の債券市場は、混乱が続く前日の米金融市場の流れを受けて、ボラティリティー(変動率)の高い動きとなりそうだ。「現金化の動きが売りを誘う一方、日銀の追加の国債買い入れオペは支えとなる」(国内証券)という。

 前日のNYダウが約3000ドル下落となり、株式市場の混乱が続いた。国内市場にも波及しそうだ。

 朝方は、夜間取引の軟調な動きを受けて、売りが先行しそうだ。マイナス金利の深掘りが難しい状況が続くなか、「債券市場の流動性低下に対応するため、日銀が追加的に国債買い入れオペを実施することは一定の相場の支えとなるだろう」(同)と指摘する。

提供:モーニングスター社

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