18日の債券市場見通し=リスク先行で軟調地合い、キャッシュ化目的の売りも圧迫

債券

2020/3/18 8:27

予想レンジ:債券先物中心限月(20年6月限)152.20円-152.70円、長期国債利回りマイナス0.005%-プラス0.015%

 18日の債券市場は、リスク先行で売りが先行しそうだ。

 前日の米金融市場は株高・債券安。米国政府による小切手給付を織り込んだ大型景気対策などを好感し、ダウが1000ドル強の反発となった。市場では、経済拡大を目指す『攻め』の政策よりも、一時的に資金繰りに窮した企業・家計への過不足ない支援、医療従事者への支援など『守り』の政策が望まているのだろう」(三菱UFJモルガンスタンレー証券)との見方。

 国内市場では、日銀の国債買い入れオペが下支えするが、年度末を控え持ち高調整の売りが出やすく、キャッシュ化目的の売りも圧迫しそうだ。

提供:モーニングスター社

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