富士フイルム、DDS技術を応用したリポソーム製剤の開発・製造受託サービスを開始

株式

2020/3/27 7:34

 富士フイルムホールディングス<4901.T>グループの富士フイルムは25日、同日から薬剤を患部に届けるDDS(ドラッグ・デリバリー・システム)技術を応用したリポソーム製剤の開発・製造受託サービスを開始すると発表した。

 リポソーム製剤は、細胞膜や生体膜の構成成分である有機物のリン脂質などをカプセル状にした微粒子(リポソーム)の中に薬剤を内包した製剤。今後、同社では、低分子医薬品や核酸医薬品をターゲットに、リポソーム製剤の生産プロセス開発や製造の受託を行うとしている。

 26日の終値は、前日比61円安の4847円。

提供:モーニングスター社

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