31日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、底堅い展開か

為替

2020/3/31 8:36

ドル・円予想レンジ:1ドル=107円50銭-109円20銭

 31日の東京外国為替市場で、ドル・円は底堅い展開とみる。米国株高や米長期金利の上昇を背景にドル買い・円売りが先行しそうだ。ただ、新型コロナウイルスは米国で感染拡大が止まらず、国内も先行きに不透明感が漂っており、積極的なドル買いの動きはみられそうにない。欧米で新型コロナの感染拡大の影響が出始めた3月の経済指標が多く発表されることから様子見ムードも広がりやすい。また、月末・年度末に絡んだ特殊要因により上下する可能性がある点は留意したい。

<主な経済指標・イベント>

国内:2月完全失業率、2月有効求人倍率、2月鉱工業生産、2月新設住宅着工戸数

アジア:中国3月製造業PMI

北米:米1月ケース・シラー住宅価格指数、米3月シカゴ購買部協会景気指数、米3月消費者信頼感指数

欧州:英10-12月期GDP(国内総生産)改定値、仏3月CPI(消費者物価指数)、独3月雇用統計、ユーロ圏3月HICP(消費者物価指数)

その他:G20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁テレビ会議

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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