ローム、超小型・高出力のリニアLEDドライバICを開発

株式

2020/3/31 16:30

 ローム<6963.T>は31日、自動車のDRL(昼間点灯用ランプ)やポジションランプ、リアランプなど、幅広いソケット型LED(発光ダイオード)ランプに向け、1チップで車載バッテリー電圧低下時の安全点灯を可能にした、超小型・高出力のリニアLEDドライバICを開発したと発表した。

 新製品の「BD18336NUF-M」は、最近自動車分野で注目される、メンテナンス性に優れた超小型のソケット型LEDランプ駆動に最適なLEDドライバ。新たに搭載した減電時電流バイパス機能により、バッテリー電圧が13Vから9Vまで低下した場合でも、LED電流経路を切り替えることで、消灯を防ぎ常時30%以上の輝度を維持できるという。同社では、新製品を19年12月からサンプル出荷を行っており、20年7月から当面月産40万個の体制で量産を開始する予定としている。

 31日の終値は、前日比270円安の5930円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ