<米国株情報>メーシーズ、S&P500指数の構成銘柄から除外―時価総額の縮小で

株式

2020/4/2 10:23

 ダウ工業株30種平均などを算定しているS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは3月31日、百貨店大手メーシーズ<M>と防衛大手レイセオン・カンパニー<RTN>を6日からS&P500指数の構成銘柄から除外すると発表した。

 メーシーズは株価低迷で時価総額が1年前の約70億ドルから約15億ドルに縮小しており、今後はS&P小型株600指数に組み入れられる。S&P500指数の採用基準は時価総額53億ドル以上などとなっている。

 メーシーズの株価は3月31日に8.57%安の4.91ドルと急落し、翌4月1日も9.78%安の4.43ドルと大幅に続落した。

 一方、レイセオンは3日に航空機エンジン・機械大手ユナイテッド・テクノロジーズ<UTX>との合併手続きが完了するのを受けたもの。合併後はユナイテッド・テクノロジーズが「レイセオン・テクノロジーズ(ティッカーはRTX)」として同指数に残る。

 3日からはS&P500の新銘柄として、ユナイテッド・テクノロジーズ傘下の昇降機大手オーチス・ワールドワイドと空調設備大手キャリア・グローバルが採用される。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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