ユニチャームが反発、三菱UFJモルガン証は「ニュートラル」継続、目標株価は3600円に引き上げ

株式

2020/4/2 16:36

 ユニ・チャーム<8113.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では1日付で、レーティング「ニュートラル」(中立)を継続、目標株価は3400円から3600円に引き上げている。

 同証券では、新型肺炎の終息がみえないことから、マスク売上は19年12月期の70億円から20年12月期は180億円に拡大すると予想している。加えて、原料安で20年12月期コア営業利益は前期比16.1%増の1042億円になるとみているという。ただ、連日報道されるマスク不足により株価は好材料を織り込んでいる印象で、新たに設定する目標株価3600円をやや上回っていることから、「ニュートラル」を継続するとしている。バリュエーションはグローバル同業種を上回っていることから、株価の上値余地は少ないと考えているという。

 同証券では利益予想を上方修正、コア連結営業利益について、20年12月期1042億円(前期比16.1%増、従来980億円、会社側計画は1000億円)、21年12月期1031億円(従来1025億円)、22年12月期1059億円と試算している。

 2日の終値は、株価は前日比73円高の3979円。

提供:モーニングスター社

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