3日の東京株式市場見通し=反発後、上値の重い展開となりそう

国内市況

株式

2020/4/3 7:47

 予想レンジ:1万7600円-1万8200円(2日終値1万7818円72銭)

 3日の東京株式は反発後、上値の重い展開となりそう。きのう2日まで4日続落していた反動や、現地2日の米国株式が反発した動きから、買いが先行しそうだ。ただ、手掛かり材料に乏しいほか、2日には東京都で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数が97名に達し過去最高となるなど、「東京のロックダウン(都市封鎖)」への警戒感もくすぶり、積極的な売買は限られそうで、戻り待ちの売りに押される場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の後半(2日終値は107円28-30銭)と円安方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=117円台の前半(同117円28-32銭)と小動き。

 2日のADR(米国預託証券)は円換算値で、富士フイルム<4901.T>、日産自<7201.T>、三住トラスト<8309.T>などが、2日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日大阪取引所終値比220円高の1万8080円だった。(高橋克己)

3日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・13:30 3月景気動向調査(帝国データバンク)

【海外】(時間は日本時間)

・10:45 中国3月財新サービス業PMI

・21:30 米3月雇用統計

・23:00 米3月ISM非製造業景況指数

・インド準備銀行金融政策決定会合

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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