3日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、出足堅調も次第に上値の重い展開か

為替

2020/4/3 8:46

ドル・円予想レンジ:1ドル=107円00銭-108円60銭

 3日の東京外国為替市場のドル・円は、株式市場の買い戻し機運を背景に堅調な動きになるとみられる。

 きのうの米国時間は、トランプ米大統領がサウジアラビアとロシアが原油減産で合意するだろうとツイートしたことを受けて原油高となり、米国株とドルもツレて買われた。

 きょう東京時間では日経平均株価が買い先行となる公算が大きく、ドル・円をサポートしそうだ。ただ、きのうの米新規失業保険申請件数が週間で過去最多となったことや新型コロナウイルス感染拡大とリスクファクターが重しとして残っている面もある。きょうは米3月雇用統計などが控えていることもあり、ドル・円は次第に上値の重い展開になるとみられる。

<主な経済指標・イベント>

国内:特になし

米国:3月雇用統計、3月ISM非製造業景況指数

その他:中国3月財新サービス業PMI(購買担当者景気指数)、ユーロ圏2月小売売上高

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ