<新興国eye>ベトナム3月貸付成長は1-2月から改善―外為相場も安定

新興国

2020/4/8 16:52

 ベトナム国家銀行(中央銀行)のレ・ミン・フン総裁は1日にオンライン開催された政府定例会合で、3月の貸付成長が1-2月よりも改善したことを明らかにした。

 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による影響で、1-2月の貸付成長率は前年末比で0.06%にとどまり、前年同期の1%を下回り、同期として直近6年間で最低だった。

 フン総裁は、中央銀行の柔軟な金融政策運営により銀行活動が滞りなく行われており、外為相場もかなり安定しているとし、外為介入のために外貨準備高をまだ使用していないと述べた。

 商業銀行は企業の資金繰り支援策として、利下げや返済期限の猶予、債権分類レベルの据え置き、決済手数料の減免を実施している。

 1月23日-3月28日の期間に、商業銀行から返済期限の猶予や債権分類レベルの据え置きの措置を受けた貸付金残高は13兆5000億ドン(約630億円)だった。

 商業銀行は約3万6000の既存顧客に対して金利減免を実施し、その貸付金残高は91兆ドン(約4250億円)に上る。

【筆者:Viet Economic Research&Advisory Corp.(VERAC)】

2002年ベトナム・ホーチミン市で創業。「ベトナム株・経済情報」「VIETJOベトナムニュース」、「VIETJOライフ」の自社媒体を通じ、経済、金融情報を中心に毎日数十本のベトナム関連記事を配信する。業界で唯一、全上場企業約760社の日本語企業データベースを保有。また調査可能な非上場企業のユニバースは70万社を誇る。10年超にわたり蓄積した情報とネットワークを駆使した企業信用調査に強み。

*当該記事は外部執筆者により作成されたものです。記事は執筆者が信頼できると判断したデータなどにより作成いたしましたが、その正確性などについて保証するものではありません。

提供:モーニングスター社

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