明日の日本株の読み筋=不安定な相場付きが続きそう
9日の東京株式市場は、不安定な相場付きが続きそうだ。8日の取引では引けにかけ500円を超える上昇を見せたが、前場には一時200円を超える下げとなる場面があるなど、値動きの荒い動きだった。3月25日に付けた戻り高値(1万9564円)を視界に捉える水準に上昇し、戻りのポイントとして意識されそう。ただ、日経平均株価のVI(ボラティリティインデックス)は、5日ぶりに上昇しており、警戒感が高まる可能性もある。短期的な売買に振らされやすく、気を抜けない状況が続きそう。市場では「依然として値動きが荒く、手掛けづらい」(中堅証券)との声が聞かれた。
8日の東京株式は、日経平均株価が前日比403円06銭高の1万9353円24銭と大幅に4日続伸。米株価指数先物が上昇したことを受け、買い優勢の展開が強まり、取引終了近い午後2時52分に、同504円16銭高の1万9454円34銭の高値を付けた。終値ベースでは、3月27日(1万9389円)以来、8営業日ぶりに1万9300円台に乗せた。
提供:モーニングスター社
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