<米国株情報>ウェルズ・ファーゴがディズニーの投資判断を引き下げ―休園の長期化懸念

株式

2020/4/9 10:27

 金融大手ウェルズ・ファーゴ<WFC>は7日付の顧客向けリポートで、ウォルト・ディズニー<DIS>の投資判断を「オーバーウエート」(強気)から「ニュートラル」(中立)、向こう12カ月間の目標株価を155ドルから107ドルに引き下げた。経済情報専門サイトのマーケットウォッチが伝えた。

 ディズニーは新型コロナウイルスの感染拡大を受けてカリフォルニア州とフロリダ州にあるテーマパークを無期限の休園としており、ウェルズ・ファーゴはテーマパーク事業の先行きに対する懸念が強まったと指摘。「新型コロナのワクチンが普及するまでテーマパークが完全な状態に回復することはない」との見方を示した。

 ウェルズ・ファーゴは、「感染拡大が小康状態となっている国や地域でもしばらくはソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)を継続する必要があるため、画期的な改善策でもない限りテーマパークの営業は制限される」としている。

提供:モーニングスター社

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