<無料公開>TSMCの1~3月売上、前年比45%増――最先端プロセスけん引し4~6月も高水準維持へ

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2020/4/16 17:31

 半導体ファウンドリー(受託生産)世界最大手の台湾TSMCが16日に発表した今年1~3月の決算は、売上高が103.1億ドル(約1兆1100億円)となった。会社見通しのレンジのほぼ上限に当たり、前年同期比では45.2%増、前四半期比では0.8%減だった。4~6月のガイダンスも101億~104億ドルと高水準を維持する見込みだ。

 

 1~3月の売上高は、回路線幅7ナノメートル(ナノは十億分の一)の最先端製造プロセスが前四半期に続いて大幅に伸びた。前四半期比では中国での新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、スマートフォン向けが減少した一方、デジタル家電向けは急増した。1株利益は4.51ドル(前年同期比90.6%増)に拡大した。4~6月は売上総利益率を50~52%(1~3月は51.8%)、営業利益率を39~41%(同41.4%)と予想している。

スクリンなど関連銘柄に注目

 前日のALSMホールディングスに続いて半導体企業の堅調な業況が示されたことで、日本の関連銘柄にも買い安心感が広がる。ファウンドリーに強いSCREENホールディングス(=スクリン、7735)をはじめ、東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)、ディスコ(6146)、東京精密(7729)など製造装置株のほか、ウエハーのSUMCO(3436)や信越化学工業(4063)にも追い風だ。

 中・小型株ではウエハー研磨の三益半導体工業(8155)、ウエハー容器のミライアル(4238)、精密部品加工のマルマエ(6264)、テストソケットの山一電機(6941)、ポリッシャーの岡本工作機械製作所(6125・(2))なども注目される。

(イメージ画像提供:123RF)

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