<デフレ関連の復権候補>100円ショップのセリアに上昇余地
新型コロナウイルスの感染拡大や原油価格の暴落によって、先進国がデフレ経済に陥ろうとしている。米国やユーロ圏では3月の消費者物価の伸びが大幅に縮小し、日本でも消費増税の影響を除くと0.1%とデフレに舞い戻る傾向が鮮明である。
新型コロナウイルスとの戦いは長期化する公算が大きく、日本では4月以降、物価がマイナスになり、名目賃金が下がっていく可能性が高い。そういった意味では、かつての「デフレ銘柄」の復権が予想される。
そこで100円ショップ業界2位のセリア(2782・JQ)に注目したい。足元では業界3位のキャンドゥ(2698)が上昇基調を強めているが、IT投資によって利益率が高い同社もデフレ銘柄として上昇余地が大きいとみられる。前2020年3月期(非連結)は若干の増益予想だが、5円増配の見通しにある。
株価は1月9日の高値3495円を抜ければ、18年の上場来高値から19年安値までの半値戻し水準となる5000円が視野に入ってくる。同じデフレ銘柄の吉野家ホールディングス(9861)とともに復権が期待される。
(イメージ画像提供:123RF)
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