DMPが急騰、20年3月期は大幅な増益で着地し買い人気

株式

2020/5/13 16:27

 ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)<3652.T>が急騰し、一時545円高の4140円を付けている。12日引け後、20年3月期の単体決算を発表。大幅な増益で着地し、買い人気を集めた。

 20年3月期決算は、売上高が13億2800万円(前期比22.2%増)、営業利益が8200万円(同2.9倍)だった。売上高は、エッジAIプロセッサIPコアやFPGA AIモジュールのバージョンアップ・高性能化に加え、車両のナンバープレートを認識するソフトウエア「ZIA Plate」のライセンス提供開始と顧客採用が貢献。利益面は、増収効果と利益率の高いIPライセンス事業の伸長が、開発体制の強化のための人員増に伴う経費の増加を吸収し増益を確保した。

 21年3月期業績予想は、新型コロナウイルス感染症が遊技機市場や顧客の開発投資などに与える影響を合理的に算定することが現段階では困難と判断、未定としている。

 13日の終値は、前日比545円高の4140円。

提供:モーニングスター社

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