米アプライド・マテリアルズ、「半導体製造装置の需要は堅調」――決算後に時間外で上昇
2020/5/15 8:06
半導体製造装置世界最大手の米アプライド・マテリアルズ<AMAT>が日本時間15日朝に発表した2~4月決算は、売上高が前年同期比11.8%増の39.6億ドル、営業利益が同20.1%増の9.3億ドルとなった。一時要因を除いた1株利益は0.89ドル(同27.1%増)に拡大。株価は現地14日の時間外取引で上昇している。
1株利益は市場予想を下回ったが、株価はここ直近で調整していたこともあり買い優勢となっている。前四半期比では売上高が約5%少なく、うち半導体製造装置は9%減となった。
5~7月の業績見通しは示さなかったものの、同社のゲイリー・ディッカーソンCEO(最高経営責任者)は声明で、「(新型コロナウイルスの影響で)状況は流動的だが、われわれのサプライチェーンは回復しており、半導体製造装置の引き合いは依然として強い」としている。
日本の関連銘柄は東京エレクトロン(8035)、SCREENホールディングス(=スクリン、7735)、アドバンテスト(6857)、東京精密(7729)など。
(イメージ写真提供:123RF)
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