<飛躍期待の中小型株>オプティムは業績変化率が際立ち、短期でもう一段高も

コラム

2020/5/20 18:00

 オプティム(3694)の株価が好調だ。取組に厚みが増す需給相場から、2段上げの準備に入る動きをみせている。

 IoT(モノのインターネット)のプラットフォームサービスを主力とする同社が15日に発表した前3月期決算は、連結経常利益が2.6億円、純利益が1.2億円だった(前期から連結決算を導入)。

投資回収期に突入

 注目は今期の収益予想の大幅拡大となる。今期の予想では、経常利益が8.0億~16.2億円(前期の3.1~6.2倍)、純利益が5.0億~10.3億円(同4.3~8.8倍)と業績変化率が新興市場株のように大きいのだ。

 同社はIoTとAI(仮想現実)を成長分野として投資を重ねてきたが、今期以降がその回収期に入ったと評価されている。株価は18日に2811円(ストップ高)まで上昇し、19日に2908円の高値から反落した後、20日には再び高値奪回に向けた動きをみせていた。

 もともと買い残を売り残が上回っており、高値のレンジでも相当のカラ売りが入っているようだ。業績変化率が東証1部では屈指であり、売り残が多いということもあり、短期でもう一段高が狙える相場が期待できそうだ。

(イメージ写真提供:123RF)

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