明日の日本株の読み筋=弱含みの展開か、週末要因もあり売り優勢の場面も

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株式

2020/5/21 17:45

 22日の東京株式市場は、弱含みの展開となりそう。直近で日経平均株価はの上値が重い展開が続くことや、週末要因に加え、積極的な売買を手掛かり材料に乏しいこともあり、午後には手じまい売りが優勢となる場面も想定される。一方で、下値には日銀によるETF(上場投資信託)買いが期待されることから、底堅い動きにつながりそうだ。市場では「ナスダック総合指数が軽快な戻りにツレ高する格好となっていることから、時間外取引での米株価指数先物の動きに神経質な反応をみせる場面も想定される」(中堅証券)との声が聞かれた。

 21日の東京株式は、日経平均株価が前日比42円84銭安の2万552円31銭と5日ぶりに反落して取引を終えた。東京証券取引所は21日引け後、5月第2週(11-15日)の投資部門別の株式売買状況を発表。海外投資家は1296億円の売り越しだった。売り越しは、5週連続となる。

提供:モーニングスター社

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