ダイコク電機が急落、営業利益は計画を超過するも大幅減益を予想

株式

2020/5/22 14:43

 ダイコク電機<6430.T>が急落。21日引け後の決算発表で、20年3月期の連結営業利益は計画を超過したが、21年3月期に大幅減益を見込んだことが嫌気された様子。株価は前日比66円安の1217円まで値を下げている。

 20年3月期は、売上高329億2200万円(前期比5.6%増)、営業利益14億3100万円(同6.3%減)。第3四半期(19年10-12月)以降、パチンコホールでは19年12月に認定切れとなるパチスロ遊技機への置換に資金需要が集中し、周辺設備機器への投資が消極的になったこと、およびパチンコ遊技機において旧規則遊技機から新規則遊技機への置換が思うように進まず、制御システム事業が伸び悩んだことなどにより、売上高は10億7800万円の未達。一方、営業利益は経費削減により計画を2億3100万円上回った。続く21年3月期は売上高280億円(前期比15.0%減)、営業利益4億円(同72.1%減)を見込んでいる。

 午後2時35分現在の株価は60円安の1223円。

提供:モーニングスター社

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