日経平均は164円安と続落、東証1部の売買代金は4カ月ぶりに連日で2兆円割れ=22日後場

 22日の日経平均株価は、前日比164円15銭安の2万388円16銭と続落して取引を終了した。朝方は、きのう21日の下げ渋る動きから買いが先行した。ただ、買い一巡後は、株価指数先物に断続的な売りが出たことをきっかけに売りが優勢となった。中国で全国人民代表大会(全人代)が開催され、李克強首相は、演説で香港の治安法制成立に向けサポートする考えを示したと報じられ、香港ハンセン指数が大幅に続落。上海総合指も軟調に推移し、時間外取引での米株価指数先物も下げ幅を広げるなど、海外市場の弱い動きも重なり、午後2時29分には、同217円32銭安の2万334円99銭と、きょうの安値を付けるなど、軟調に推移した。為替市場では、ドル・円が1ドル=107円40銭台(21日終値は107円77-78銭)と、朝方の水準からやや円高方向にあることも重しとなったもよう。

 東証1部の出来高は12億2919万株、売買代金は1兆9334億円。連日で2兆円を割り込むのは1月20-24日の5営業日連続以来、4カ月ぶり。騰落銘柄数は値上がり631銘柄、値下がり1463銘柄、変わらず77銘柄だった。

 市場では「75日移動平均線(22日時点で2万370円)を維持する格好となったが、手掛かり材料難は続くとみられ、方向感の出づらい展開となりそう」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が下落。日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株や、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株も安い。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も軟調。王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株や、AGC<5201.T>、ガイシ<5333.T>などのガラス土石株も下げた。東証業種別指数は、30業種が下落、3業種が上昇した。

 個別では、ギークス<7060.T>、アイロムG<2372.T>、セントケアH<2374.T>、トプコン<7732.T>、フィールズ<2767.T>などが下落。半面、カーバイド<4064.T>、東京機<6335.T>、オイラ大地<3182.T>、システムサポ<4396.T>、ジャムコ<7408.T>などが上昇した。

(イメージ写真提供:123RF)

提供:モーニングスター社

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