明治HDが3日ぶり反発、21年3月期業績は増益を計画

株式

2020/5/25 15:56

 明治ホールディングス<2269.T>が3日ぶりに反発し、320円高の7790円を付けた。前週末22日引け後、21年3月期の連結業績予想を発表。増益予想を示し、好感された。

 21年3月期業績は、売上高1兆2530億円(前期と変わらず)、営業利益1100億円(同7.1%増)を予想。食品セグメントでは、消費者の健康や栄養に対する期待が従来以上に高まるなか、国内においてプロバイオティクスやヨーグルトの健康機能の訴求強化、新商品「明治タンパクト」シリーズやスポーツプロテイン「ザバス」など栄養分野の商品の販売拡大などを見込む。医薬品セグメントでは、グループが持つウイルスに関する高い技術・設備や豊富な経験を活用し、研究機関と協力の上、新型コロナウイルス感染症の克服に向けてワクチン開発をスタートさせ、実用化を目指す。

 20年3月期決算は、売上高が1兆2527億600万円(前期比0.1%減)、営業利益は1027億800万円(同4.4%増)だった。

 25日の終値は、前週末比210円高の7680円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ