イトーキが続急騰、第1四半期の営業利益が従来の通期予想を超過

株式

2020/5/26 14:09

 イトーキ<7972.T>が続急騰。25日引け後の決算発表で、20年12月期第1四半期(1-3月)の連結営業利益が従来の通期予想を超過したことが材料視された様子。株価は前日比56円高の425円まで値を上げている。

 20年3月期は、売上高377億700万円(前年同期比11.2%増)、営業利益30億100万円(同43.5%増)。「設備機器関連」が営業利益3億8400万円(同22.8%増)と順調に推移する中、首都圏および関西地区など大都市部中心の新築・移転需要拡大、リニューアル需要の増加、働き方改革を促進するデザイン性・性能に優れた新製品やソリューションの投入により、「オフィス関連」が営業利益を26億6100万円に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は従来の通期予想25億円(前期比2.8倍)を超過した。なお、会社側は通期の業績予想について、新型コロナウイルス感染拡大の影響が未だ予測できる状況ではないとして、未定に修正している。

 午後2時7分現在の株価は49円高の418円。

提供:モーニングスター社

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