住友商、大日光と共同で中国・江蘇省無錫市にEMS事業を担う新工場を設立

株式

2020/5/27 7:35

 住友商事<8053.T>は25日、100パーセント子会社で電子機器の製造受託サービス(EMS)を行うスミトロニクスを通じ、大日光・エンジニアリング(大日光)<6635.T>と共同で、中国・江蘇省無錫市においてEMS事業を担う新工場を設立すると発表した。

 新工場は、スミトロニクスの子会社であるスミトロニクス上海と大日光の子会社である賽斯電子(無錫)(トロア無錫)が共同で設立し、6月の稼働開始を予定している。新工場は、スミトロニクスが初めて中国国内に保有する自社工場で、スミトロニクス上海の強みである家電製品や産業機器のEMSに加え、車載分野にも注力する。スミトロニクスグループが独自開発した工程管理システムCIMSを新工場にも導入することで、工程管理およびトレーサビリティを徹底し、高品質かつ信頼性が高い製品をグローバルに提供できる体制を構築し、車載EMSへのニーズに対応するという。

 26日の終値は、住友商が前日比28円高の1241.5円、大日光は同150円高の1075円。

提供:モーニングスター社

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